75 社の給与計算業者を個別に使っていた同社が単一の給与計算ソリューションに移行することを決め、ADP GlobalView Payroll を選んだ理由について、Laurent Villemagne 氏が語ります。
私たちのパートナー関係は 15 年にもなるので、お互いを深く理解しています。

Laurent Villemagne 氏、,
グループ HRIS・管理担当副社長
Forvia
ケーススタディ
Forvia Groupは、旧Faurecia社と2022年に買収したドイツのELA社の統合により誕生した企業であり、現在では世界第7位の自動車部品サプライヤーとして、約14万人の従業員を抱えています。ビデオでは、グループ HRIS・管理担当副社長であるLaurent Villemagne氏が、人事システム改革の歩みと、今後の統合計画についてご紹介しています。
同氏は、15年前にはグループ内に75もの異なる給与システムが存在しており、それらを統一する必要性を感じたことを振り返りました。統一するにあたり結果として、ADPのGlobalViewを選定し、世界40か国におよぶ拠点への導入を約10年かけて完了させています。この取り組みにより、同社では全世界共通の給与処理の基盤構築に成功しています。
GlobalViewの導入完了後は、Forvia Groupにおける、さらなる効率化とシステム基盤の一体化を目指し、ADPが統合を支援するHCMスイートである「SuccessFactors」の全社展開に着手しました。現在では、SuccessFactorsがペイロールマスターとして機能し、GlobalViewとの間にインターフェースを構築することで、従業員、上司、、人事担当者が一貫したシステムを利用できる環境が整っています。
2022年にグループ企業に加わったELA社の4万人の従業員については、まずSuccessFactorsへの統合を優先的に進め、その後、国ごとにGlobalViewへと段階的に移行していく計画です。特にELA社はFaureciaと同じ国に拠点を持っているため、同一国内での統合作業が求められる点が特徴的です。
Villemagne氏が最も重視しているのは、技術的な導入以上に「チェンジマネジメント」の重要性です。新しいシステムへの移行にあたっては、従業員やHRチームの習慣や業務の進め方が変わるため、適切なタイミングでのトレーニングや、目的を理解してもらうためのコミュニケーションが不可欠であると話しています。
Faurecia時代からADPとの協業は15年以上にわたり、同社はまず人事データの整備からスタートし、給与基盤の統一、そして現在のHCM統合へと段階的に発展させてきました。プロジェクトを共に進めてきたADPチームとの間には深い信頼関係が築かれており、互いに「非常に要求レベルが高いパートナー」であることを理解し合っています。
今後は、ELA社統合を含むさらなるHRISの進化を目指し、ADPとともに最適なビジネスケースとスケジュールを策定しながら、着実にプロジェクトを前進させていく予定です。Villemagne氏は、こうした長期的な取り組みを通じて、Forvia Groupの人事基盤がますます強固なものになることを期待しています。
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