ADP は、Everest Group の複数国対応の給与計算ソリューションを対象とした PEAK Assessment 2023 において、マーケットリーダーとして表彰されました。
Everest Group は、複数国対応の給与計算(MCP)ソリューションに関する PEAK Matrix レポートにおいて、グローバル、EMEA、APAC の 3 つのセグメントで ADP を 27 社のプロバイダー中トップのリーダーにランク付けしました。この PEAK の評価ツールでは、ベンダーが「リーダー」、「有力候補」、「意欲的な企業」に分類されます。リーダーとは、強力なビジョンと能力を兼ね備え、マーケットへの影響力があるベンダーです。さらにリーダーは、独自のテクノロジーとデータセキュリティに投資して差別化を図っています。
Everest が指摘した ADP の強み:
- グローバルな事業展開 - ADP は 140 を超える国で給与計算サービスを提供(63 か国では直接管理)し、Everest による MCP PEAK Matrix 評価においてリーダーにランク付けされています。これには、EMEA と APAC の評価も含まれています。
- 多様な提供内容 - ADP GlobalView や ADP Celergo などの多様な給与計算テクノロジーを提供して、さまざまなクライアントの固有のニーズに応えています。さらに、ADP が提供する Wisely により、クライアントの従業員は給与前払いサービス(Earned Wage Access、EWA)を利用できます。
- ポートフォリオの拡大 - ADP は地域を越えたポートフォリオの拡大に投資しています。例として、直近で APAC において Securax を買収し、ワークフォースマネージメントソフトウェアを提供しています。また、イタリアにおいては、Infocom を買収し、人件費予算管理ソリューションを提供しています。
- 分析 - ADP の包括的な分析サービスは、動的なダッシュボードと社内外のベンチマーク機能を備えているため、給与計算指標をグローバルに可視化する必要がある大企業にとって魅力的です。ADP のストーリーボードも大企業にとってうれしい機能と言えるでしょう。この機能を利用すると、さまざまな指標から得られる洞察を整理し、把握しやすいように表示できるため、ビジネス上のさまざまな課題に対処が可能となります。
- リレーションシップマネージメント – クライアントの声によると、ADP の導入と運用を担当するチームのリレーションシップマネージメントと積極的なアプローチは高く評価されています。
- 幅広い実績 – 米国最大規模(世界最大規模とも言われています)の給与計算業者としてブランド認知度が高い給与計算サービスを 70 年にわたって提供してきた実績。世界中の 4,100 万人の従業員に給与計算ソリューションと HCM ソリューションを提供し、米国の労働者の 6 人に 1 人への給与の支払を担っています。
Everest のリードアナリストのコメント:
Everest の VP、Priyanka Mitra 氏:「ADP は、広範な地域へのサービス提供に対応し、大規模に統合することができるため、複数国対応の給与計算(MCP)サービスのマーケットで確固たる地位にいます。プラットフォームを継続的に強化し、分析、データと洞察、スムーズな導入を重視して、マネージャーエクスペリエンスと従業員エクスペリエンスの向上を実現しています。このような目的意識を持ち、将来に備えた製品やサービスの構築を視野に入れて継続的に投資しているため、Everest Group の複数国対応の給与計算(MCP)ソリューションを対象とした PEAK Matrix® Assessment でリーダーの地位を守り続けています」
Everest Group の調査レポート(英語)をダウンロードして結果をご覧ください。